益子陶芸美術館|益子町|とちぎの美術館特集
濱田庄司や島岡達三ほか「焼き物の里」益子ゆかりの陶芸美術館。
美術館の概要
益子陶芸美術館は、1993(平成5)年6月に開館。
以来、濱田庄司や島岡達三といった益子を代表する陶芸家や、濱田庄司にゆかりのある陶芸家の作品を収集し、展示しています。
その他敷地内には、旧濱田庄司邸や登り窯、益子国際工芸交流館、笹島喜平館などの施設があります。
館内
主に国内外の陶芸に関する企画展と、所蔵作品を紹介する常設展を同時開催し、どちらも年4回程度展示替を行っています。
また、2階の益子焼の歴史を紹介するコーナーでは、「焼き物」という視点からみた益子の歴史を、史料や写真により紹介しています。
縄文時代から現代まで、年代順にわかりやすく歴史をたどる構成になっています。
企画展
静と動 濱田晋作・濱田庄司
2024年10月6日(日)-2025年1月13日(月・祝日)
益子を代表する陶芸家の一人、濱田晋作は昨年7月に惜しまれながら逝去しました。晋作は1929年、陶芸家濱田庄司の次男として生まれます。中学生のころから陶芸家を志した晋作は、早稲田大学にて美術工芸を学んだ後、父の元で修行に励みました。父を支え、多忙を極める中でも作陶し、自らの作風を作り上げていきました。
父・庄司は1894年生まれで今年生誕130年を迎えます。柳宗悦らとともに民藝運動を始め、1930年に益子に居を構えて以降、同地を拠点に作陶しています。
本展では晋作と庄司、二人の作品を展観します。庄司の作品が躍動的である一方で晋作は静謐で清雅な作品を制作しており、同じ土と釉薬を用いているにもかかわらず、その作風は対照的です。相対する二人の作品をお楽しみください。
美術館情報《益子陶芸美術館》
所在地:〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
電話:0285-72-7555
開館時間
2月~11月:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
12月~1月:午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時00分まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始、
但し、陶器市期間中の月曜日は開館し、陶器市最終日の次の日は休館
※展示替えのための臨時休館あり
公式サイト