チャンスがあること、それが入社の決め手

―現在の仕事内容を教えていただけますか？

食品工場のトータルプランニングや、お客さまのご要望に合わせた機種の選定、設計等を行う業務をしています。西日本エリアを担当する課に所属しているので、月に1回ほど県外出張もあります。

―「レオン自動機株式会社」に就職を希望したのは、どのような理由からですか？

大学在学中に1年間、タイに留学した経験があるんです。生活や文化の異なる国で、さまざまな経験を通して、いつか海外で働き自分自身を成長させることができたらと思うようになりました。そうして海外売上比率が高い企業を探している中で、出会ったのがレオン自動機です。
当時、当社の海外売上比率は60%。5～10年以上の経験を積まないと、海外での仕事に就けない企業が多かったのですが、当社では、2年目からでも海外に行って仕事ができるとお話を聞いて、ここなら私にもチャンスがあるかもしれないと入社を希望しました。

―実際に海外での業務を行うことはできましたか？

入社2年目の時に「海外研修制度」で、約2カ月間、アメリカで仕事をすることができました。現地では、お客さまに当社の機械で実際にパンを製造していただいたり、打合せや図面引きなどのトータルプランニングをメインに、日本と同様の業務を行いました。
ちょうど今年、学生時に留学をしたタイに出張することが決まり、うれしく思っているところです。今回は研修と違い、他の部署とチームでの出張となるので、さらにいろいろな経験ができるのではないかと、今から身の引き締まる思いで準備しています。

「好き」が仕事につながる。だから楽しい

―仕事のやりがいや魅力についてお聞かせください

やはり、自分が携わった商品がスーパーやコンビニエンスストアに並んでいたり、動画サイトで出演者が食べている映像などを目にすると、すごくうれしいですね。カフェ巡りや食べ歩きも好きなので、どんなパンがトレンドになっているかとか、流行を知ることも仕事につながるので、プライベートな時間も充実しています。

―栃木での暮らしはいかがですか？

栃木で生まれ育って、今までずっと実家暮らしなので、家族や親せき、友達がそばにいてくれることが、何より居心地がいいですし、安心だなって思います。通勤時間もあまりかからないので、平日も十分に自分の時間があり、帰宅後はジムや散歩など、身体を動かしてリフレッシュして過ごすことが多いですね。休日は新しくオープンしたお店や気になるお店に出掛けたり、母と近くのコーヒースタンドに行ったりします。特に、おいしいベーカリーやおしゃれなカフェが増えた宇都宮市大谷町は、私のお気に入りのエリア。最近また新しい施設ができたようなので、これからも目が離せません。

―社会人になって変わったなと実感することはありますか？

些細なことかもしれませんが、自分で起床したり、何かあったときに上司に報告するなど、学生の頃に比べて、生活リズムが整い、社会人としての自覚も芽生えたように感じます。最近では、語学の勉強やパンについての知識を深められる検定の取得など、仕事につながるようなスキルアップについても意識するようになりました。

生まれ育った街とともに、私も成長していきたい

―今後のキャリアプランはどうお考えですか？

このまま海外の案件をこなしていくというのも一つの考えかもしれませんが、経験を積むという意味では、将来を見据え地に足を付けて、まずは国内をベースとした仕事を着実に行えたらと思っています。

―どのような人と一緒に仕事をしたいと思いますか？

向上心だけでなく、素直さや謙虚さのある人、たとえまわり道をしたとしても、誠実に仕事に取り組める人と一緒にお仕事できたら良いですね。柔軟な考え方を持ち、新商品や流行に敏感な人は、特に、私の部署の仕事に向いていると思います！

―栃木で就職を考える就活生へメッセージをお願いします

私自身、海外で仕事をするという夢を軸に就活していたので、正直、地元に就職することに強いこだわりを持っていたわけではありませんでした。しかし、いざ探してみると、私が理想とする企業を地元で見つけられ、夢を叶えることができました。
愛着のある街が、LRTの開通や都市開発など、どんどん発展していくのを間近で感じながら、自分も同じように成長していきたいと思えるのは、地元暮らしだからこそなのかもしれません。皆さんも、世界を動かす栃木のさまざまな企業に、ぜひ目を向けてみてはいかがでしょう。