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2024.2.9

大学進学で来た栃木で、
世界に通じる会社に出会う

細谷 美咲(ほそや みさき)さん
県外出身|栃木県在住
県内大学(国際学部)に進学後、栃木で就職
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
SCM統括部 ロジスティクス推進部 ロジスティクス企画担当

県外で生まれ育ち、大学入学を機に栃木県で暮らし始めた細谷さん。海外留学も経験し、就活スタート時はあらゆる職種や勤務地を射程圏内に入れていたそうです。そんな細谷さんが栃木県に就職を決めた理由は?仕事内容なども含め、お話を伺いました。

ロジスティクスを通して世界の医療に貢献する

―現在の仕事内容を教えていただけますか?

私が所属しているロジスティクス推進部は、キヤノンメディカルシステムズ内で製造される医療機器の物流システムなどを改善していく仕事をしています。なかでも私は構内物流を担当していて、製造に当たっての物の流れのなかで、ミスの原因になることや無駄になることなどを見つけ、それが起こらないように自動化を検討したり、システムを見直して改善したりするような仕事をしています。

―そのような仕事のなかで、喜びを感じる瞬間ややりがいを感じるのはどのような時ですか?また、仕事を通して成長を感じることはありますか?

やはり、当社が製造しているものは医療機器であり社会貢献性の高いものだと思うので、自分の仕事が世界の医療に役立ってるんだと感じる時にやりがいを感じますね。また、家族や親戚が「病院でキヤノンメディカルシステムズの機械を見たよ!」なんて報告してくれると、うれしくなります。
成長を感じることは、いろいろな世代の多様な価値観を持った方と接する経験を積んだことで、様々な方とのコミュニケーションをスムーズにとれるようになったことです。はじめの頃は戸惑うことも多かったのですが、仕事の話はもちろん雑談なども楽しめるようになり、いろいろな話に耳を傾けられるようになりました。

ロジスティクスを通して世界の医療に貢献する

大学進学で来た栃木県が肌に合い、栃木で就職

―キヤノンメディカルシステムズに就職された経緯は?

私は県外で生まれ育ち、大学進学時に栃木県にやってきました。大学3年生の半ばから1年間は交換留学でマレーシアへ。日本に戻り、また大学の勉強を全うしたのちに就職活動を始めた時は、業種も職種も地域もまったく希望を絞らずにフリーな状態でした。そのような中、大学で開催されていた企業セミナーに参加した際にキヤノンメディカルシステムズを知り、「栃木県にも世界に展開している企業があるんだ!」と興味を持ちました。国際学部で言語コミュニケーションを学んでいたこともあり、英語を活かせる仕事をしたいとも思っていましたし、栃木県の暮らしやすさも気に入っていたので、ここで働くイメージが湧いて、エントリーさせていただきました。

―他の企業も検討されたかと思いますが、決め手はなんでしたか?

まず、就職活動をしていくなかで「物流」というものにとても興味が湧きました。物流がないと世界は止まってしまう、ということに気付いたときに、面白いなと思ったんです。結果的にいくつか内定をいただけたのですが、キヤノンメディカルシステムズにお世話になろうと思った決め手は、「職種別採用」だったこと。他の会社だと、入社してから職種が決まったり、勤務地も全国に可能性があったりすることが一般的だったのですが、当社なら「ロジスティクス推進部」での採用、勤務地は栃木県、と入社時の職種と勤務地が確定した状態で内定をいただける仕組みだったことがとても良かったです。

大学進学で来た栃木県が肌に合い、栃木で就職

趣味の「車」を思う存分楽しむ

―栃木県に就職を決めた理由はありますか?

一番の理由は「車」が好きで、栃木なら車の趣味を思い切り楽しめると思ったからです(笑)。車は父親の影響もあって子どもの頃から好きでしたね。運転も好きですし、昨年ついにスポーツカータイプの愛車を手に入れてからは、ますます車に乗ることが楽しくなりました!通勤時間が楽しみで、好きな音楽をかけて、歌って、それが仕事とプライベートの切り替えスイッチにもなっています。
ミュージカル鑑賞も好きで、そのときは東京へ行きますが、那須塩原駅から新幹線を利用して1時間くらいで行けるので便利。私は人が多い環境が得意ではなく東京で就職して生活するイメージがあまり湧かなかったので、車にも乗れて、ゆったり暮らせて、なおかつ世界にも通ずる仕事ができている今がとても充実しています。

語学力とコミュニケーション力を磨き、世界の医療に貢献していきたい

―これから会社でどのような仕事をしていきたいですか?

今は構内物流担当に異動して間もないので、まずはこの仕事でどんどん改善案を提案し実現していきたいです。海外現地法人の方とやりとりする際に英語を使うので、英語力が錆びつかないようにしたいですね。また、海外サプライチェーン担当という海外への出荷を担当している課もあるので、そちらにも興味はあります。当社には、キャリアデザイン面談が1年に1度あり、上司と相談できる機会も設けられているので、もし希望が具体的になった時には相談していきたいです。

―キヤノンメディカルシステムズが求めている人物像はどのようなものだと思いますか?

私たちの仕事は、ルーチンというよりは常に新しい何かに対応していくタイプの仕事になるので、その場に応じてベストなことを考えて動ける対応力があると良いと思います。また、少しずつ備わっていく経験や知識を、点と点のままではなく結びつけて活かしていけるような応用力。あとは最初にも話したように、いろいろな世代・役割の人と一緒に仕事を進めていくコミュニケーション力もあると良いですね。

語学力とコミュニケーション力を磨き、世界の医療に貢献していきたい
―最後に就活生へのメッセージをお願いします

就職活動は今後の人生を決めることなので、迷うことがたくさんあると思います。会社や仕事内容はもちろんですが、暮らす場所もやはり重要だと私は思いますね。毎日の生活が自分にとって心地よい環境かどうか、ということも決めるときの項目のひとつに入れると良いと思います。
それから、自分が思う適性と、周囲の人から見る適性って、意外と違ったりするもの。あまり自分で決めつけずに周りの人の意見も参考にしつつ、最後には自分で決められれば、後悔のない就職ができると思います。頑張ってくださいね!

語学力とコミュニケーション力を磨き、世界の医療に貢献していきたい

持ち前のコミュニケーション力と海外留学の経験を活かした英語力。おっとりされているようで、スポーツカーを乗りこなすアクティブさなど、様々な魅力を見せてくれた細谷さん。栃木の良さは?の問いに「災害が少ないこと」とも話されていて、地元出身だと当たり前に感じてしまっていることも魅力のひとつなのだなと再確認しました。出身地ではない栃木県に根を下ろしてくださってうれしい限りです。ぜひここでキャリアを積み重ねていってくださいね。

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