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2024.1.9

自分らしく働き、暮らせる
それはやっぱり"地元"でした

苗木 莉音(なえき りおん)さん
栃木県出身|栃木県在住
県外大学(農学部)に進学後、栃木県にUターン
フタバ食品株式会社
研究開発部

宇都宮市にある食品メーカー「フタバ食品株式会社」の、研究開発部に勤務する苗木さんは、入社2年目。
1年半に及ぶ喜連川工場(栃木県)の勤務を経て、現在の部署に配属。そんな苗木さんに、地元での就職を決めた理由や、仕事を通して気づいたことなどをお伺いしました。

自分らしく働ける場所は、やっぱり"地元"

―現在の仕事内容を教えていただけますか?

研究開発部で、ゼリーの試作や、マロングラッセで使用する栗の輸入手配などの業務を行っています。現在の部署に配属になり、まだ1カ月ほどしかたっていないので、覚えることも多く大変ですが、先輩にいろいろと教えていただきながら、早く仕事ができるように頑張っているところです。

―研究開発部に配属になる前は、どちらの部署に勤務されていたのですか?

入社してすぐに喜連川工場に配属になり、そこで1年半ほど包装作業のオペレーター業務を行っていました。喜連川工場ではアイスと中華まんじゅうを製造していたのですが、その生産ラインのまとめ役のような仕事になります。

―地元に就職しようと思われた理由は?

大学では4年間、一人暮らしを経験しました。憧れの一人暮らしということもあり、最初は楽しかったんですけど、体調を崩したときや何か起きたときに相談できる、家族や友達がそばにいてくれたほうが安心だし、心強いなと思いはじめ、地元での就職を望むようになりました。
都内の企業もリサーチしましたが、大企業ならではのスケール感が自分には相応しくない感じがして…。むしろ、地元に根付いたローカルな企業の方が、私には向いている気がしたんです。そこで、地元での就職活動を本格化しました。

自分らしく働ける場所は、やっぱり地元

世界でも食を支える、誇れる地元企業

―「フタバ食品株式会社」に就職を決めたのはどのような理由からですか?

もともと食に興味があったので、大学では食品化学など、食に関することを学んでいました。食べることも大好きなので、食に関わる仕事をメインに探していたのですが、就職活動を機に「フタバ食品」の製品が、国内だけでなく海外にも輸出されていることを知り、地元だけにとどまらず、世界を視野に入れた幅広い仕事ができるのではないか思ったからです。
面接を受けた際も、口下手な私が話しやすいと感じるほどアットホームな雰囲気で、リラックスして会話できたことに自分自身が驚き、「ここで働いてみたい!」という思いが強くなりました。

世界でも食を支える、誇れる地元企業

―実際に働いてみていかがですか?

まず通勤に関しては、車での通勤が思っていたよりも快適だということ。首都圏では満員電車など移動だけでストレスがたまりそうですが、栃木だと場所によっては多少の渋滞があっても、自分のペースで好きな音楽を聴きながら通勤できるので、一日の中でもひと息つける、良い時間となりました。
残業もほとんどなく、私の部署は土日・祝日が完全に休みなので、一定の生活リズムを保てますし、休日の予定も立てやすいんです。通勤しながら、次の休みは何をしようかなって考えて、仕事のモチベーションを上げています。
先輩方も、優しい方ばかりで分からないことも丁寧に教えてくださいますし、私が研究開発部に異動してきた際も歓迎会を開いてくださるなど、よくしてもらっています。

―仕事へのやりがいを感じるときはどんな時ですか?

スーパーやコンビニエンスストアに並んでいるアイスや中華まんじゅうを、お客様が実際に手にとっている光景を見るたびに、いつもうれしくなって、こらからも頑張ろうって思います。食品企業に勤めている私たちは、すべての商品が、お客様の口に入るものを製造しているわけですから、安心安全という面でも責任をもって業務に取り組み、もっと安全でおいしいものを作ろうという気持ちになります。
工場勤務のときに、将来的には開発に携わる仕事ができたらと「食品表示検定」という資格を取得したのですが、資格によっては、合格すると受験料を全額負担してくれる上に、報奨金をいただけるんです。会社からのこういったバックアップは、とてもありがたいですね。

―会社が求める人物像はどのような人だと思いますか?

食べることが好き、食への興味があるというのは前提として、何かあったときにその原因や解決していく力がある人は、すべての業務において必要とされるんじゃないでしょうか。また、商品開発では、試作を繰り返すことが多いので、集中力や根気強さも備わっているといいと思います。

世界でも食を支える、誇れる地元企業

ありのままの自分で働くために

―地元での暮らしは充実していますか?

はい!休みが安定し、計画も立てやすいので、月に1回くらいは旅行に行きますね。買い物も好きなんですけれど、優柔不断なところがあるので、洋服などを買う時は、友達を誘って出掛けるようにしています。
県内にはアウトレットモールや宇都宮のインターパークなど買い物スポットもあるし、ドライブで好きな音楽を楽しんだりと、プライベートも満喫しています。

―栃木で就職を考える就活生へメッセージをお願いします。

就職活動をしていく中で、面接は必ずあると思うんですけれど、うまく話すよりも、自分の気持ちや会社への熱量がどれだけあるかを伝えることが、大切だと思うんです。自分の思いを自分の言葉で、正直に。
私自身、うまく伝えきれなくて悩んだ時期がありましたが、ありのままの内面を見せられれば、入社後も、きっと自分らしい働き方ができるはず!みなさん、頑張ってくださいね。

ありのままの自分で働くために

「平日もしっかり自分の時間がもてるので、今後はまた改めて、英語の勉強をしていきたい」と話す苗木さん。自分を素直に表現することの大切さを知り、縁あって入社した世界に展開している地元企業で、得意な英語を活かしながら、生き生きと働いている苗木さんの将来像が、色鮮やかに思い描けました。

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