リモートワーク 子育てしやすい

2024.1.9

念願の会社に転職
食に関わる責任を胸に働く

小野 隆緒(おの たかつぐ)さん
栃木県出身|栃木県在住
県内大学(農学部)に進学後、大手食品会社を経て、栃木乳業に入社
栃木乳業株式会社
製造部

通称「レモン牛乳」(※)でおなじみの栃木乳業に転職で入社した、現在20代の小野さん。転職して1年未満ながら、自社への思いはとても深く、食に関わる仕事に責任と誇りを持って打ち込んでいます。
「自分の好きな商品づくりに関われるのが嬉しいんです」と話してくださった小野さんに、栃木乳業に転職を希望した経緯などをお伺いしました。
※正式名称は「関東・栃木レモン」 以下、文中では「レモン牛乳」と記します。

製品づくりの工程のスタートに立つ

―現在の仕事内容を教えていただけますか?

現在の仕事は、製造部で生乳の受入れを担当しています。栃木乳業は牛乳やヨーグルトなどの乳製品を製造する会社ですが、その原料となる生乳が農家さんから届きます。私はそのスタートとなる受け入れの役割を担当しています。届いた生乳に異常がないかを検査し、検査を通過した生乳を工場内のタンクに入れる過程までを行います。

―そのような仕事のなかで、喜びを感じる瞬間ややりがいを感じるのはどのような時ですか?

私はすべての製品の命ともいえる生乳の受け入れを担当していますが、安全を確保した生乳が工場に入り、加工され、製品となって市場に出て、実際にお客さまの手に渡っていることを実感するとき、とてもうれしく感じます。スーパーなどで実際に私たちが製造した製品をお客さまが手にとっている姿を見る時、ありがたいな、こういう食に関わる仕事をやっていてよかったなと、一番幸せに感じます。

製品づくりの工程のスタートに立つ

地元企業「レモン牛乳の会社」に念願の転職

―栃木乳業に転職されたのはなぜですか?

私は栃木県出身で、農業高校を経て県内大学の農学部で研究をしていました。実は大学卒業時も栃木乳業に就職したかったのですが、残念ながらそのときは製造部の求人がなかったんです。そこで別の大手食品会社に就職して、勤めていました。
でもやはりずっと心にあって…前職は通勤に時間がかかっていたこともあって転職しようかなと考えたときに真っ先に栃木乳業を検索したら、中途採用で製造部の求人が出ているのを見つけたんです!うれしくて、すぐに応募して、無事採用していただきました。
私は本当に子どもの頃から「レモン牛乳」が大好きなんです!念願だった会社に入ることができて、夢を叶えたような気持ちでした。

―どのような気持ちで日々のお仕事に取り組んでいますか?

まずは大好きな商品を実際に作る作業に携われていることが何よりうれしいですね。それと同時に、「食の安全」というものへの責任感もどんどん増しています。お客さまの口に入るものを製造している責任は重大なもので、自分たちの気の緩みひとつで体に害のあるものを作りかねない…そのことを常に念頭に置きながら、細心の注意をはらって仕事に取り組んでいます。

地元企業「レモン牛乳の会社」に念願の転職

「ちょうどよくて動きやすい!」栃木県の魅力

―ずっと栃木県にお住まいですが、栃木県の魅力はどんなところですか?

私は大学も最初に就職した会社も自宅から通える範囲だったのでずっと通っていました。よく「東京などに出たくはないの?」と聞かれますが、正直まったくその願望はないですね(笑)。
趣味のゲームなどに関連して東京に遊びに行くこともありますが、栃木県は東京に出やすいので日帰りでも余裕で出掛けられるんです。住んでる場所から電車を使えばすぐ新幹線にも乗れるし、高速道路のインターも近いし、電車でも車でもどの方面へも本当にアクセスよく行動できます。
普段は静かな環境で暮らし、都会へも自然豊かな場所へも自由自在に動けるところが便利すぎて、栃木県から離れたくないです(笑)。
あとは、栃木って災害が少ないですよね。当たり前に感じてしまっているかもしれないけれど、安心して日々を暮らせるのって、とてもありがたいことだと思います。

「ちょうどよくて動きやすい!」栃木県の魅力

栃木の酪農業を支え、栃木ブランドを育てていきたい

―これから会社でどのような仕事をしていきたいですか?

私は現場で製造に関わりたい、という気持ちが強く、うれしいことに今それをやらせていただいているので、このままでいたいですね。今は生乳の受入れを担当していますが、他の作業も一通り経験し、製品ができる工程すべてをできるようになりたいです。
大好きな「レモン牛乳」が自社製品の先頭を切って県外へ広がり、今では関西へも出荷しています。栃木乳業が作る栃木の製品をどんどん育てて広げていきたいですね。

―栃木乳業が求めている人物像はどのようなものだと思いますか?また、どんな人と働きたいか、教えてください。

栃木乳業では、100%栃木県産の生乳を原料とすることにこだわりを持っています。地元の農家さんが作った農作物をいただき、製品として製造し、市場に提供する、ということへの使命や、口に入れるものを作っているという責任をしっかり持てる、ということがとても大事だと思います。
とはいえ、やはり仕事仲間と過ごす時間は1日8時間もあるので、一緒にいて楽しく過ごせる人、尊敬できる人と働けたら幸せですね。栃木乳業は先輩も丁寧に仕事を教えてくれますし、横の連携もいいので、とても働きやすいです。
ぜひ、一緒に栃木を自慢できるような製品を作って、栃木ブランドを守って、育てて行きましょう!

栃木の酪農業を支え、栃木ブランドを育てていきたい

「自分が作ったものをお客様が手にとってくれる姿を目にした時が何よりうれしい。だからこそ、『安全』を守る責任をまっとうしなくては」というフレーズが何度もでてきた小野さん。責任感がとても強く、またとても広い目で栃木の農業を見て、守って成長させていきたいという意欲も持っていました。地元が大好きで、栃木乳業の製品が大好きだからこそ生まれる言葉や責任感。暮らしている町や自社製品を愛せることは、何よりの幸せの源だと感じました。

栃木乳業株式会社 製造部 Profile 小野 隆緒(おの たかつぐ)さん/20代
栃木県出身|栃木県在住
栃木乳業株式会社
製造部

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