秋のひとときを楽しんでいますか?11月は、今がまさにピークの紅葉情報や、収穫期を迎えた「ゆず」。栃木県の伝統工芸品「日光下駄」の話題など、とちぎの秋を満喫してください。
紅葉特集
紅葉の季節がピークを迎えています。今回は紅葉の様々な楽しみ方を提案します!
さのあかり~光と巡る日本庭園と参道~【佐野市】
佐野市の秋の風物詩「さのあかり」が開催されます。日本庭園と参道があたたかな光に包まれる秋の夜をお楽しみいただくとともに、人間国宝田村耕一美術館と唐澤山神社を舞台に、光と音が織りなす幻想的なひとときもお楽しみください。

人間国宝田村耕一美術館
日本庭園のライトアップとあわせて、陶芸家・人間国宝田村耕一の繊細で力強い作品世界や、佐野の伝統工芸「天明鋳物」の重厚で美しい造形をお楽しみいただけます。
開催日:2025年11月8日(土)・9日(日)、14日(金)~16日(日)
時間:16:00~20:00
唐沢山城跡・唐澤山神社
歴史ある唐沢山城跡と唐澤山神社を幻想的に照らすライトアップ。石垣や参道が柔らかな光に包まれ、昼間とは異なる雰囲気が広がります。神秘的な山の夜景と光の演出が織りなす、空間をお楽しみください。
開催日:2025年11月22日(土)~24日(月・祝)、29日(土)~30日(日)
プロジェクションマッピング:2025年11月22日(土)~24日(月・祝)
天体観測:2025年11月29日(土)・30日(日)
時間:各イベント16:00~20:00

さのあかり ~光と巡る日本庭園と参道~の開催について[佐野市観光協会]
『鬼怒川ライン下り』と紅葉の渓谷美(~11月下旬)【日光市】
大自然が創造した渓谷美の極みとして名高い鬼怒川の名物『鬼怒川ライン下り』。四季折々の季節の変化が船旅に彩りをそえます。秋は美しい紅葉に包まれます。

船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきと話術も見どころのひとつです。美しい大自然と迫力の約30分間の船旅をお楽しみください。

所在地:日光市鬼怒川温泉大原1414番地
営業期間:4月中旬から11月下旬予定
◆営業状況は電話でお問い合わせください
TEL:0288-77-0531(8:30~16:30)
紅葉のドライブと言えば『日塩もみじライン』(~11月中旬)【日光市】
鬼怒川温泉と塩原温泉を結ぶ距離約28km、途中45ヶ所以上の小刻みなカーブがあり、標高1,000mを超える観光道路です。紅葉の季節(~11月中旬)は目の前に色鮮やかな景色が広がります。途中には太閤下ろしの滝や白滝など立ち寄りスポットも多く、車窓から美しい景色を堪能できる人気のドライブコースです。


ゆずの季節
ゆずの収穫期でもある11月。茂木町や宇都宮市はゆずの産地として知られています。柚子の果汁や皮は、香辛料、薬味、調味料に、果汁はデザートにも使われます。冬場は柚子をお風呂に浮かべ柚子湯を楽しんでみてはいかがですか。
宮ゆず 床井柚子園【宇都宮市】
「宮ゆず」とは、宇都宮市北西部の新里地区を中心に栽培されている柚子で、寒い地域で栽培されることから、皮が肉厚で香りが高いことが特徴です。うつのみや農産物ブランド推進協議会のブランド農産物にも認定されています。

「床井柚子園」で収穫された柚子は、柚子胡椒やドレッシング、またゆべしなど、宮ゆずを使った商品が多数販売されています。また宮ゆずの抗ストレス作用が強いという機能性をいかし、宇都宮大学との共同研究をもとに商品化されたMIYAYUZU Room Sprayは、心地よい香りが心を癒してくれます。

所在地:宇都宮市新里町乙537
もてぎのゆず 道の駅もてぎ【茂木町】
道の駅もてぎの「おみやげ 欅(けやき)」には、特産品のゆずを使った加工品が沢山あります。今回はその中から新商品を含めた2品を紹介します。

もてぎのはちみつゆずジュース(左)
もてぎ町産ゆず果汁と厳選されたはちみつを使用したオリジナルジュースを好評販売中!
もてぎのゆずの爽やかな香りと、はちみつの優しい甘さが相性抜群です!
もてぎの塩ゆず(右)
もてぎ町産ゆずと塩のみで仕上げた「塩ゆず」。ゆず皮を粗く撹拌したものと、ゆず皮とゆず果汁をペースト状に撹拌したものを合わせ、熟成させました。豊かな風味と爽やかな酸味を楽しめる調味料。合成着色料・合成保存料は一切使用していないので安心安全です。

所在地:芳賀郡茂木町大字茂木1090-1
日光下駄が「地産地匠アワード2025」審査員奨励賞を受賞
県の「とちぎの伝統工芸品新商品開発支援事業」の一環で、地域に根ざすデザイナーとメーカーのタッ グにより生まれた「厚底日光下駄(ATSUZOKO)」が、株式会社中川政七商店主催「地産地匠アワード 2025」において、審査員奨励賞を受賞しました。
受賞作品「ATSUZOKO」は、現代の「厚底靴」から着想を得た、厚さ8cmの「厚底日光下駄」です。 もともとの日光下駄は、急な坂道や雪道でも歩きやすいよう「草履」と「下駄」を一体化させた独自の形 が特徴です。その伝統を受け継ぎつつ、現代ファッションと融合させました。夏涼しく、冬温かいのが特徴です。
